私は、若い頃クラブミュージックが好きで毎日のようにクラブに遊びにいっていました。
特に、ショータイムの時間にラッパーの人たちが向きあってラップの腕を競いあうバトルがお気に入りでよく応援したり又、何人かのラッパーの人たちとお友達になったりもしました。
そんな中でラッパーの人たちが普段から辞書みたいに分厚い本を持ち歩いている事に気が付き、それは何?と聞きました。
そうしたら、それは彼らが自ら作った「韻辞書」なるものでした。
例えば、「マイ・ウェイ」、「大抵」、「最低」などと…同じ韻を持つ言葉を整理してまとめているとのこと。
もう、その量がハンパなくて国語辞書並に分厚いルーズリーフの束にびっしりと単語が書き留められていて、パッと見だけで10000語以上は余裕でありそうでした。
彼らはその自前の韻辞書を暇さえあれば見て、アドリブでラップできるように練習していると言っていました。
それを見て…当時から重度の吃り持ちだった私は、彼らの真似をして苦手な言葉の代替言葉を書き留めていくようにしました。
ちょっとでも吃ったら…同義語のレパートリーを最低5個ぐらい考えて、入浴中に暗記しました。
あまりにも俗離れした言葉を使ってしまったら、人々に通じない事がありますが、それで大分吃りを回避できるようになってきました。
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