2008年11月8日土曜日

書生による吃音改善策・対策

私自身重度の吃音を克服するために独自のトレーニング方法を色々考案してみましたので、他の人にも効果があるかどうかはわかりませんが一つずつご紹介致したいと思います。

私は色々な吃音者様と話したりしているうちに、吃音者のほとんどの人がペンで文字を書くのが速いというか慌てて書いている様なそんな性質を持っている事に気づきました。
もしかして、「話す」と「書く」はかなり精神的に直結しているのではないか?と思い
前回話したような「話す」トレーニングはもちろんの事、「ゆっくり文字を書く」練習を私と吃音者仲間さん達にやってもらいました。
「ゆっくり文字を書く」は敢えて結構な長文を書くことにします。短文だとゆっくり書いてもすぐ終わるからという時間的安堵感が出ますが、長文だと「こんな遅く書いてたらいつになっても終わらないよ!」という速く書かせる為の燃料になると思うからです。
丁寧に、丁寧に一角一角精神を集中させながら毎日毎日それなりの時間を書けて「文字をゆっくり書く」というトレーニングを続けました。
すると、不思議な事に話すとき後頭部を締め付けるような深層心理下の疾走感というか、無意識の暴走が飛躍的に抑制されはじめました。
意識してもなかなか出来なかったリラックスして堂々とした話し方が出来るようになってきたのです。

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